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『大奥』(おおおく)は、2010年10月1日公開の日本映画。よしながふみによる漫画『大奥』を原作とし、TBSを中心として製作された時代劇映画およびテレビドラマのシリーズ第1作である。 続編として2012年10月期よりTBSテレビにて『大奥〜誕生[有功・家光篇]』が連続ドラマ化され、終了後の12月22日より映画第2作『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』が公開された。 シリーズの内容の特徴から、DVDなどの商品名や紹介では『大奥〈男女逆転〉』や『男女逆転「大奥」』のように表記される場合がある。 == 概要 == よしながによる原作は、史実における男女の役回りを逆転させた歴史改変SF作品である。江戸時代の日本で、赤面疱瘡(あかづらほうそう)という若い男性だけがかかる架空の疫病によって男性の数が激減したため、社会の運営が女性を中心としたものとなってゆくという設定で、男女の逆転した江戸時代の社会を大奥を中心に描いている。幕府においては徳川将軍家の女性たちが国を統治する征夷大将軍の座を代々引き継ぎ、江戸城に希少な存在である男性を多数集めた大奥が作られるという架空の歴史を背景に、歴代の将軍たちと、彼女らをとりまく男たちの愛憎が描かれる。 このストーリーを基に若手の人気俳優をメインキャストに据えた映像作品化が企画され、映画の第1作は、原作における第1巻を基にした「水野・吉宗篇」というべき内容で〔映画の公開タイトルとしては『大奥』となっており、サブタイトルなどはない。〕、主演の二宮和也が水野、柴咲コウが吉宗を演じ、興行収入23.2億円を記録した。この好評を受けて2012年、続編として連続テレビドラマと映画第2作の製作が発表された。スタッフは映画第1作を手がけた金子文紀ほかが監督を務める〔連続ドラマは監督が金子1人ではない。〕同一のプロジェクトである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大奥 (2010年の映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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